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吐出(高圧)圧力異常低 — 診断・対応
考えられる原因
冷媒不足 — 漏れまたは充填量未達
点検: 高圧・低圧同時低 + サイトグラス気泡 + 過熱度非常に高(>20°C) + 過冷却度0~3°C → 冷媒不足確定。吸入管の一部のみ結露も同じ信号。
処置: 1) 漏れ点検 — 電子探知器+石鹸水。2) 漏れ発見時:回収→修理→真空30分→定量充填。3) 漏れなしは充填量不足 — 銘板表記量で補充(回収後、全量定量推奨)。4) 小漏れで即時修理困難時は短期補充可能だが早急な後続修理日程確保。
圧縮機吐出弁摩耗 — ポンピング効率低下
点検: 高圧低 + 低圧正常または若干高 = 圧縮機ポンピング不足疑い。ポンプダウンテスト — 液管ソレノイド閉鎖後、低圧を0.05 MPa(g)以下に下げられなければ弁漏れ確定。
処置: 1) 半密閉式 — ヘッド分解後、吐出リードバルブ交換。2) 密閉式 — 圧縮機自体交換以外方法なし。3) 交換時はシステム全体真空・洗浄(前圧縮機摩耗残留物除去)+フィルタドライヤ交換。4) 試運転時は吸入・吐出圧力、電流モニタリング。
外気温度非常に低 — 凝縮圧力自然低下(故障ではない)
点検: 外気5°C以下で凝縮圧力が正常比50%低いと冷房運転ほぼ不可 — 一般冷房機は外気5°C以下作動保証なし。低すぎると液管圧力不足でTXV作動不良(低圧同伴低下)。
処置: 1) 低温運転オプションがあれば有効化(Low Ambient Kit、凝縮器ファン速度制御)。2) ファン可変速・On-Offサイクリングで凝縮圧力維持。3) ヘッド圧力コントロール弁(例:Sporlan Headmaster)追加。4) 可変速オプションなしの場合、外気5°C以下は作動非推奨 — ユーザー説明。
吐出低診断順序:外気温度 → 充填量/漏れ → 圧縮機ポンピング。圧縮機分解は最後の手段 — 分解前にポンプダウンテストで実証。
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