R-Pro現場事例冷蔵庫・ショーケース

過熱度測定不可 — ゲージ・温度計の信頼性欠陥

考えられる原因

マニホールドゲージのゼロ(Zero)ずれまたは残圧

点検: ゲージを取り外し大気に晒す — 針は0で停止すべき。そうでなければゼロずれ。ホース接続後に圧力が負(真空)または異常表示なら残圧またはゲージ不良。

処置: 1) ゼロ調整ネジで針を0位置に再調整 (低価格品は調整不可 → 交換)。2) ホース接続前に両端を押して残圧排出。3) デジタルマニホールド推奨 — 自動ゼロ、圧力 + 飽和温度 + 過熱度を同時表示。4) 四半期に1回以上は精密圧力計と比較校正。

温度計不正確 — 表面温度計の接触不良または断熱不十分

点検: 1) 沸騰水(100°C / 212°F)または氷水(0°C / 32°F)に浸して ±1°C 誤差確認。2) 吸入管に取り付け後、手で触って温度計本体が揺れれば接触不良。3) 外気に晒されると測定値が外気と吸入管温度の平均値に近くなる → 誤った過熱度。

処置: 1) ±0.5°C精度のKタイプ熱電対またはPT100 RTD使用推奨。2) 吸入管と温度計の間に熱伝導グリス塗布 + 強固なクランプ。3) 測定部位を断熱材で厚く覆う — 外気遮断。4) 誤差大の表面温度計は廃棄、年1回校正。

現場のコツ

精密診断の標準:デジタルマニホールド(testo 550, Fieldpiece SMAN等) + Kタイプクランプ温度計の組合せ。圧力+温度+過熱度+過冷度が一画面、計算ミスゼロ。

565件すべてR-Proでオフライン利用可。62ブランドのエラーコード、冷媒108種のP-Tデータも。

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