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高度補正 — 山岳・高地システム圧力補正
考えられる原因
高度による大気圧減少 — ゲージ圧vs絶対圧差
点検: 高度1000mごとに大気圧約12 kPa減少。海面約101.3 kPa、1000m約89.5、2000m約79.5、3000m約70.1。ゲージ(g)は大気圧基準で、山岳地域で同じ絶対圧力でもゲージ値より高く表示。
処置: 1) 一般PTチャートは海面基準 — 山岳地域ではゲージ値を補正または絶対圧変換後にチャート参照。2) 高度1000mごとにゲージ値に約12 kPa(0.012 MPa)追加してPTチャート参照。3) 一部デジタルマニホールドに高度入力機能 — 活用。4) 真空作業のマイクロン測定は高度影響なし(絶対真空基準)。
高度がシステム性能に与える実質的影響
点検: 高度が高いほど凝縮器空気密度減少→同一風量でも熱交換効率が約1000mごとに7~10%低下。同一負荷で凝縮圧力が平地より若干低い(空気密度影響)。吸入圧力は大きな変化なし。圧縮機ポンプ効率は一般的に変化軽微。
処置: 1) 高地新設は凝縮器容量を1段階大きいモデルまたは風量増加(ファンRPM↑)。2) 仕様表(例:「冷房容量5kW @ 外気35°C海面」)に高度補正係数を掛ける — 1000m=0.93、2000m=0.86、3000m=0.79。3) 運転圧力測定後、平地基準と比較時に高度影響考慮。4) 診断時に正常圧力が若干低いことを欠陥と誤診しない。
現場のコツ
高度影響は1000m以上の地域(コロラド、メキシコシティ、アンデス、チベット等)で実質的。平地基準診断を絶対に盲目的に適用しない。作業報告書に高度(または大気圧)明記 — 次回作業者の混乱防止。
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