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ショートサイクル — 除霜(Defrost)直後の ON-OFF 繰返し
考えられる原因
除霜終了後の蒸発器表面残水が再凍結 → 温度センサ誤動作
点検: 確認:①除霜終了後の蒸発器ファン再起動時刻を計測。正常:除霜後ドリップタイム(通常 1~3 分)はファン停止 → 残水排出 → その後ファン ON。②ドリップタイム短いか 0 だと残水が流れる前にファンが回り始め → フィン間で残水凍結 → 氷がセンサを覆う。③結果:センサがとても冷たく検出 → 圧縮機即停止 → 氷融解 → センサ温まる → 圧縮機 ON → 短サイクル繰返し。
処置: 処置:①制御器のドリップタイム(Drip Time)設定確認 — 一般冷蔵 1~3 分、低温冷凍(≤−20°C)3~5 分推奨。②ドリップパンヒータ(Drip Pan Heater)作動確認 — 受皿の凍結防止、未動作だと受皿凍結 → 結露水逆流でコイル再凍結。③コイル送風遅延(Fan Delay)確認 — 圧縮機 ON 後コイルが十分冷えてから(通常 −5°C 以下)ファン起動。④温度センサ位置点検 — コイル表面ではなく気流中に配置。
除霜後の周期的ショートサイクル — ドア開閉・外気変動など負荷変動
点検: 確認:①除霜後 30 分のデータロギング(蒸発器入出口温度・吐出圧力・圧縮機 ON/OFF 時間)。②ドア開閉頻度 — ウォークイン冷蔵庫で頻繁開閉だと外気がコイルに直接当たる。③圧縮機 OFF 時間 < 3 分 = ショートサイクル疑い。小型システムで OFF 5~10 分が正常。④差分(differential)設定 — 狭すぎると微小変動でも ON-OFF。
処置: 処置:①差分(differential)拡大 — 一般冷蔵 2~3°C、ウォークイン 3~5°C 推奨。②アンチショートサイクルタイマ設定 — 圧縮機 OFF 後最低 3~5 分は再起動禁止。③ドアアラームと自動閉鎖装置 — ウォークインで 30 秒以上開放時アラーム。④負荷分散 — 大型ウォークインは蒸発器複数台 + 時差除霜で変動緩和。⑤インバータ圧縮機 — 可変運転でショートサイクル自体を解消。
除霜直後ショートサイクルの 90% 以上はドリップタイム不足またはファン遅延未設定。コントローラ多くが工場初期値 1 分または 0 分のため現場調整必須。インバータシステムは圧縮機 OFF がほぼなくショートサイクル自体が発生しない。
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