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過熱度が 0°C に近接 + 吸入管に結露/着氷 — 液冷媒の圧縮機流入(Liquid Floodback)応急処置
考えられる原因
なぜ緊急なのか — 圧縮機損傷メカニズム
点検: 過熱度 ≤2°C + 吸入管の結露・着氷 = 液冷媒が圧縮機に流入中。圧縮機はガス圧縮用で液体は圧縮不可(液撃 Hydraulic Lock)。結果:①弁板の亀裂・破損 ②軸受油の希釈(液冷媒が油に溶解)→ 潤滑不全 → 軸受焼付 ③液冷媒がモータ巻線に吸湿すると絶縁破壊。
処置: このメカニズムを認識すること自体が行動のトリガー — 警告サイン(過熱度 ≤2°C、吸入管結露・着氷)を確認したら即座に停止。「Why」段階の結論は「ただちに次の応急処置手順へ」。
応急処置 — 即時停止 + 段階的復旧
点検: 確認:圧縮機外殻温度(正常:吸入側は冷たく、吐出側は60~80°Cで温かい)。吸入側外殻が冷たく結露/着氷 = 液流入中。サイトグラス(あれば)に泡・気泡 = 明確な液撃シグナル。停止後は必ず5分以上停止維持(液冷媒蒸発と油回復のため)。
処置: 手順:①即時停止(電源遮断)。②5分待機。③原因診断(通常はTXV/EEVオーバーシュート、蒸発器ファン停止、過充填、分配不良)。④修正後再起動時、吸入管にクランプ温度計+マニホールドで過熱度をライブ監視。⑤過熱度 ≥8°C を 5 分維持確認後、正常運転再開。停止後も吸入側外殻に厚い氷が残れば、アキュムレータ(あれば)取外し残液排出。30分以上液流入が続いた場合は油酸値試験 + 圧縮機点検を推奨。
停止後即時の再起動はタブー — 液圧縮で瞬間破損の危険。5分は最低限で、低外気温(冬期 0°C 以下)では10分推奨。アキュムレータなしのシステムは液保護がなくfloodbackに脆弱 — 一度発生すると圧縮機信頼性が大きく低下。
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