R-Pro現場事例チラー

遠心式チラーサージング発生 — 繰り返す衝撃音・振動

考えられる原因

低負荷運転時に冷媒流量がインペラ最小流量線(サージライン)以下に低下

点検: サージングは繰り返す「ドンドン」衝撃音で識別。圧縮機吸込・吐出圧力比確認 — 2.0未満でサージング境界。IGV開度確認 — 負荷20~30%以下でIGV15~20%未満なら頻発

処置: サージング発生時:直ちにホットガスバイパス弁を手動開放 → 流量増加でサージライン脱出。IGV最低開度25~35%に設定 — 低負荷時にそれ以下に閉じないよう制限。負荷回復後にホットガスバイパスを徐々に閉じる

冷却水温度過低(25°C以下) — 凝縮圧力急降下によるサージング条件形成

点検: 冷却水入口温度測定 — 25°C以下では凝縮圧力が基準(機種別400~600 kPa)未満に低下する可能性。冬季・夜間の冷却塔過冷確認

処置: 冷却水温度制御弁調整 — 凝縮圧力最低基準維持。冬季はクーリングタワーファン速度低下または一部セル停止で冷却水温度25~32°C維持。蒸発器・凝縮器チューブ汚れ係数点検 — 0.0002以上でチューブ洗浄

現場のコツ

サージングは振動急増前にホットガスバイパスを先に開け、負荷回復後に徐々に閉じる。放置するとインペラ破損・軸受損傷につながる。

565件すべてR-Proでオフライン利用可。62ブランドのエラーコード、冷媒108種のP-Tデータも。

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