R-Pro現場事例チラー

インバーターチラー50%未満部分負荷運転 — 効率低下・サージリスク

考えられる原因

冷房負荷急減により40%未満運転を強要 — COP急落

点検: BMSまたは制御盤で現在の負荷率(%)確認。定格COP 5.5のチラーが40%負荷でCOP 3.0未満に低下するかモニタリング。深夜・端境期に設定温度緩和なしで運転中かを確認

処置: 2台並列中1台停止 — 残り1台が70~80%負荷で高効率運転。チラーCOP vs 負荷率曲線をBMSに入力して40%以下進入前に自動台数制御。夜間設定温度を1~2°C緩和(例:6°C → 8°C)して部分負荷率抑制

遠心圧縮機サージング — IGV最小開度(15~20%)以下進入

点検: 圧縮機吸込・吐出圧力比(圧力比)モニタリング — 圧力比2.0未満でサージング境界信号。高周波衝撃音(「ドンドン」音)発生を確認。インバーター周波数が30 Hz未満に低下するか確認

処置: インバーター下限周波数30~35 Hzに制限設定(メーカーサージングマップ基準)。ホットガスバイパスバルブ設置 — 最小負荷(30~40%)時に自動バイパスでサージング防止。サージング発生時は即IGV開度を上げるかホットガスバイパスを手動開放

現場のコツ

圧力比2.0未満+高周波振動音=サージング進入シグナル。即ガイドベーン開度を上げるかホットガスバイパスを開放。サージング放置はインペラ破損につながる。

565件すべてR-Proでオフライン利用可。62ブランドのエラーコード、冷媒108種のP-Tデータも。

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