熱応力・凍結によるUベンド疲労割れ
考えられる原因
頻繁な起動/停止で冷媒温度ΔT 50°C以上サイクル
点検: 銅管Uベンドの反復伸縮 → 疲労割れ
処置: 割れ確認:Uベンド表面に液体浸透探傷(PT)実施、またはN2 0.8 MPa加圧 + 石鹸水で割れ位置特定
凍結融解の繰り返し(凍結膨張約9%)→ Uベンドの塑性変形蓄積
点検: 最終的に割れ
処置: 割れたUベンド交換:脱酸銅(TP2、C1220T)使用、ベンド半径R ≥ 1.5D確保、ロウ付け後PT再確認
ベンド半径不足(R < 1.5D)→ 応力集中
点検: 割れ加速
処置: 熱伸縮吸収:直管部にループまたはU字補償管を設置 → 熱膨張を自己吸収
ロウ付け不良
点検: 毛細管空隙 → 割れの起点
処置: 防振クランプ設置:Uベンドから150 mm以内に固定クランプ設置(振動伝達を遮断)
防振クランプ未設置
点検: 共振によるUベンドへの反復曲げ荷重
処置: 再発防止:夜間設備停止時に冷媒回収 + ドレンバルブを開けて残留水除去
現場のコツ
Uベンド交換後のロウ付け品質確認:銅管表面に銀色光沢が均一に広がっていれば正常、黒い酸化膜や気泡跡は再施工が必要。
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