マルチヘッド型ダクトレスミニスプリット工事の見積を部屋ごとに作成し、明細の漏れをなくす方法
4ゾーンのダクトレス工事は一見シンプルですが、いざ価格を出すとなると話は別です。室外コンデンサ1台、室内ヘッド4台、長さの異なる4本の配管セット、そして忘れると静かに利益を削っていく小物部品の山。R-Proは、現場の実際の状況を部屋ごとに記録する現場アプリと、そのメモをすっきりと明細化された見積に変換するオフィスERPを組み合わせます。これにより、ヘッドの台数、配管セットの長さ、そしてすべての断路器とパッドが、送付前に確実に見積へ反映されます。
現場にて:見積前に部屋ごとに現場を歩く
- 各室内ヘッドの設置場所を撮影し、配管セットの配管距離を個別に計測します。コンデンサと同じ壁にある寝室は約3.6m、離れた2階のゾーンは15m超になることもあり、これらを一律の平均長で見積もると、銅管か工賃のどちらかで損をします。
- 室外機や既設機器の銘板をスキャンし、型式・BTU定格・MCA/ブレーカー容量を自動入力させることで、手書きで写し間違えて見積に反映されるのを防ぎます。
- 各ゾーンで音声メモを残します。「主寝室は重力ドレンが取れないためドレンポンプが必要」「配管を仕上げ済み天井裏に通す」といった、工賃時間を左右する条件が、トラックからオフィスへの移動の間に失われないようにします。
- 調査全体を顧客の記録に紐づけて保存します。完全オフライン対応なので、地下機械室や電波の届かない新築現場でも、記録作業が止まることはありません。
- ヘッドごとに取り付けの実態を記録します。天井カセット型か壁掛け型か、コンデンサ側に必要な断路器、外部配管の配管化粧カバー、電気配線(ウィップ)と専用回路の本数。
オフィスにて:調査内容を、信頼できる明細付き見積に変換する
- 見積を1行ずつ作成します。コンデンサ、各室内ヘッド、計測した長さごとの各配管セット、冷媒の追加充填、パッドや壁掛けブラケット、断路器、ドレンポンプ、配管化粧カバー、そして工賃。これらが「システム一式」という単一の金額に埋もれることはありません。
- 各ゾーンを独立したグループとして見積もることで、施主は部屋ごとの費用を確認でき、見積全体を作り直すことなくヘッドの追加・削除ができます。
- 自国の税を適用します。名称と税率はご自身で設定でき(VAT、GST、または消費税)、請求書と税務請求書が実際に営業する地域に合った正しい形で出力されます。
- 部品は在庫や仕入先から直接引き当てるため、見積上の配管セットのサイズ、ポンプの型式、ブレーカーの数量が、実際に調達可能なものとその仕入価格に一致します。
- 承認された見積を、1行も再入力することなく請求書および税務請求書に変換でき、その売上は自動的に会計に収益として計上されます。
つながり:現場のメモがそのまま帳簿へ流れ込む
- 現場で記録した部屋ごとの調査、写真、音声メモがその顧客に紐づくため、オフィスで見積を書く担当者は、現場視察の記憶ではなく、実際に計測された状況をもとに作業できます。
- 現場で計測した配管セットの長さとヘッドの台数が見積に引き継がれるため、マルチゾーン工事で最も漏れやすい項目が、工賃を価格設定する前に既に明細に載っています。
- 工事が完了すると現場で領収書を発行でき、同じ案件の収益・部品仕入・経費が会計に計上されます。二重入力も、月末の再構築作業も不要です。
- 案件の純利益は、コンデンサとヘッドの実際の発注書を請求額と照らし合わせて反映されるため、4ヘッドの見積が適正だったかどうかを、次の見積をまだ調整できるうちに把握できます。
マルチゾーン工事を、明細も利益も失わずに見積もる
R-Proは、1つとして機能する2つの強力なツールです。マルチヘッド型ミニスプリットの調査を部屋ごとに記録する現場アプリ(銘板スキャン、ゾーンごとの写真、音声メモ、完全オフライン対応)と、それを明細付き見積・税務請求書・会計へと変換するオフィスERP(二重入力なし)。1つのサブスクリプション、10言語、そして現場の作業がそのまま帳簿へ流れ込みます。
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マルチヘッドの見積で配管セットや小物部品が漏れないようにするには?
現場アプリでゾーンごとに案件を歩き、各ヘッドの設置場所を写真、計測した配管セットの長さ、そしてドレンポンプや仕上げ済み天井裏の通線といった特殊条件の音声メモとともに記録します。オフィスERPでは、見積をゾーンごとに個別の明細(ヘッド、実際の長さの配管セット、断路器、パッド、ポンプ、カバー)として作成するため、通常は「システム一式」の金額に紛れて漏れてしまう部品が、それぞれ明細に載ります。
部屋ごとに別々に見積もりつつ、1つの見積として送ることはできますか?
できます。見積をゾーンごとにグループ化し、各室内ヘッドとその配管セット、電気工事、工賃を独立したブロックとして表示したうえで、1つの明細付き見積として提示します。施主が2階のヘッドを取りやめた場合は、見積全体を作り直すことなくそのグループを削除できます。
自国での工事に対応した税務請求書を扱えますか?
税の名称と税率はご自身で設定します(VAT、GST、または消費税)。これにより、請求書と税務請求書が、特定の地域に固定されることなく、ご自身が営業する地域に合った正しい形で出力されます。
工事完了後、その案件はどうなりますか?
現場アプリから現場で領収書を発行すると、同じ案件の収益、コンデンサとヘッドの発注書、そして各種経費が、オフィスの会計に自動的に計上されます。何も再入力することなく、工事ごとの純利益が確認できます。