冷蔵・冷凍倉庫工事の内訳明細見積書を作成する(人件費+材料費)
冷蔵・冷凍倉庫の工事は、「供給・据付一式」と一行で済む仕事ではありません。断熱パネル、コンデンシングユニットと蒸発器、冷媒配管、床、扉、制御機器、そしてそれらを組み上げる作業員の工数まで、すべてを見積もる必要があります。R-Proは、現場の実際の条件と機器データを取り込む現場アプリと、それらの数値をすっきりとした内訳明細見積書に変換し、受注した工事をそのまま帳簿へ流し込むオフィスERPを組み合わせます。
現場で:見積もる前に実際の数値を取り込む
- 部屋を歩いて回り、実寸を記録します。壁・天井・床の面積が断熱パネル(PIR/PUR)の平米数を左右するため、机に戻って当て推量するのではなく、その場で一度だけ記録しておきます。
- 提案するコンデンシングユニットと蒸発器の銘板を現場アプリでスキャンすると、型式・能力・冷媒(例:R-448A/R-449A)が自動入力されるため、漠然とした「冷蔵室ユニット」ではなく、正確な機器名で見積もれます。
- 部屋の設定温度と用途を記録します。青果向けの+2℃チラーと−18℃の冷凍庫では、パネル厚・蒸発器の選定・除霜要件が変わり、いずれも別々の見積項目になります。
- 表計算では忘れがちな厄介な要素はボイスメモに残します。冷凍庫のドレンヒーター、扉部のスロープや沓摺、屋上を横断するリモートコンデンサの配管、まだ来ていない三相電源などです。
- すべてを顧客と現場に紐づけておけば、見積に取りかかるときには寸法・写真・機器リストがその顧客の記録に揃っています。
オフィスで:人件費と材料費を内訳明細で組み立てる
- 見積をグループ化した項目で作成します。断熱パネル及び付属金物、冷凍設備(コンデンシングユニット+蒸発器)、配管及び冷媒、冷蔵室扉、床及びシール、電気及び制御機器に分けることで、顧客は何にいくら払うのかを正確に把握できます。
- 材料費は仕入先の記録から積算します。パネルは平米単価で、コンデンシングユニットと蒸発器は仕入価格で、銅配管セット、断熱材、人通用扉、ドレン配管、コントローラ/サーモスタットをそれぞれ独立した項目として計上します。
- 人件費も実項目として加えます。パネル建込み、設備据付と配管ロウ付け、真空引きと冷媒充填、電気工事と試運転調整を作業員工数で計上し、利益が一式の総額に埋もれないようにします。
- 自国の税金を設定します。消費税・VAT・GSTなど、名称と税率を指定すれば、勝手な前提なしに、あなたの事業地域に合わせて見積金額が正しく算出されます。
- 10言語のいずれかでプロフェッショナルなPDFとして発行できます。顧客の合意が得られたら、一行も入力し直すことなく、同じ書類を請求書または税額入り請求書へ変換できます。
つながり:一つの工事を、見積から帳簿まで
- 承認された見積がそのまま工事になります。材料項目は在庫から引き落とされ、現場でスキャンした機器はすでに紐づいているため、入力をやり直す必要はありません。
- パネル・ユニット・銅配管は発注書で仕入先へ注文します。これらの仕入は、まさにこの冷蔵・冷凍倉庫工事に対する原価として会計に計上されます。
- 作業員が工事を進めるにつれ、現場の活動と現場で発行した領収書はオフィスの帳簿へ自動的に流れ込みます。売上・仕入・経費が二重入力なしで一か所にまとまります。
- レポートはこの工事の実像を示します。見積金額と実際の材料費・人件費の対比、そして工事の純利益まで——単に入金されたかどうかにとどまりません。
- 現場アプリとオフィスERPは一つの定額契約でつながった単一のシステムであるため、同じ工事が、引き継ぎ用の表計算を一切介さずに最初から最後まで一貫して存在し続けます。
見積もり、施工し、入金まで——一つのシステムで
R-Proは二つの強力なツールが連携して動きます。機器をスキャンし、現場条件を取り込み、完全オフラインで動作する現場アプリと、内訳明細の工事見積書・請求書・税額入り請求書・会計・在庫・仕入先発注を生み出すオフィスERPです。現場で採寸した冷蔵・冷凍倉庫工事が、そのまま見積に、工事に、帳簿になります——二重入力はありません。一つの定額契約、10言語。
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人件費と材料費を「供給・据付一式」の総額ではなく、別々の項目に分けられますか?
はい。R-ProのERPでは、見積をグループ化した内訳明細で組み立てられます。パネルは平米単価、コンデンシングユニットと蒸発器、銅配管と冷媒、扉、床、電気、そして各作業を作業員工数で計上できます。顧客には透明な内訳が示され、利益は一つの数字に隠れることなく、あなたには見えたままに保たれます。
汎用的な「冷蔵室ユニット」ではなく、正確な機器で見積もるにはどうすればよいですか?
提案するコンデンシングユニットと蒸発器の銘板を現場アプリでスキャンします。型式・能力・冷媒が自動入力されて顧客の記録に紐づくため、見積項目には正確なユニット名が入り、そのデータは工事と在庫までそのまま引き継がれます。
当方の国はVATではなくGSTを使っていますが、見積金額は正しく算出されますか?
はい。税の名称と税率はご自身で設定します——消費税・VAT・GSTのいずれでも、見積書・請求書・税額入り請求書が、事業地域に合わせて正しく計算されます。R-Proは特定の国の税制を前提にしていません。
冷蔵・冷凍倉庫工事が完了した後、本当に利益が出たかどうかを確認できますか?
はい。見積がそのまま工事になり、仕入・経費・現場で発行した領収書が自動的に会計へ流れ込むため、レポートには見積金額と実際の材料費・人件費の対比、そしてその工事固有の純利益が示されます——単に請求書が支払われたかどうかにとどまりません。