液冷媒の圧縮機流入(フラッディングスタート・液圧縮)
考えられる原因
冷媒移行 — 停止中に冷媒がクランクケースに移行
点検: クランクケースヒーターの動作確認(表面温度40°C以上);再起動時の異音・振動を聴取
処置: クランクケースヒーターを設置または交換(外気12°C以下では必須);起動前に最低6時間予熱
膨張弁の過熱度設定低すぎ — 液冷媒が吸入管に流入(TXV過熱度目標:5〜8°C)
点検: TXV感温筒の位置確認 — 12時方向に取り付け・断熱;過熱度を現場測定(蒸発器出口温度 - 吸入飽和温度)
処置: TXV調整ネジを締めて過熱度5〜8°Cを確保;感温筒を12時方向に再装着+ArmaFlex 13mm以上断熱
蒸発器内の油詰まり — 冷媒流れを妨げ、その後急激に流入
点検: 蒸発器出口過熱度の急激な変動(ハンチング)を確認;油戻し管の詰まりを点検
処置: 蒸発器に油トラップを設け、油戻しサイクルを設定;吸入管アキュムレーター設置を検討
現場のコツ
スクロール:液圧縮でスクロールセット内部損傷。往復動:コネクティングロッド破損。スクリュー:ロータ損傷のおそれ。起動直後のノッキング音→即停止して原因究明。
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