スクロールポペットバルブ閉止不良 — 停止後の逆回転音
考えられる原因
ポペットバルブスプリング疲労または異物噛み込み → 完全閉止失敗 → 高圧冷媒逆流
点検: 停止後1〜2秒間の「シュー」または「ブーン」という逆回転音を聴取。頻繁な発停記録(ON/OFF≥6回/時間)を確認。ポペットバルブシート面の摩耗やカーボンスラッジを目視点検
処置: ポペットバルブ清掃(異物除去+スプリング張力確認)または交換。長時間逆流時はベアリングとチップシールの二次損傷を必ず確認。発停頻度を減らすよう制御設定を調整
頻繁なON/OFF繰り返し — 1時間6回超でポペットバルブ劣化が加速
点検: 制御ログで発停回数を確認。設定温度のディファレンシャル幅が狭い(±0.5°C以下)と頻繁発停の原因になる
処置: 温度ディファレンシャルを最低±1〜2°Cに拡大設定 → 起動インターロックタイマーを3〜5分に設定(短時間再起動防止)
現場のコツ
停止後1〜2秒の短い逆回転音は軽微に聞こえるが、繰り返すとベアリング寿命を大幅に短縮する。週次発停回数を必ず記録・比較すること。
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