エアコン冷房不足 — 総合診断(フィルター・コイル・冷媒・気流)
考えられる原因
ステップ1 — 空気側点検(フィルター・室内コイル・室外コイル・気流)
点検: フィルター = 最も多い原因(全体No.1)。詰まりで風量30〜50%低下 → 蒸発コイル凍結。室内コイル = 埃・カビ付着で熱交換低下。室外コイル = 葉・異物・粉塵で凝縮圧上昇。送風機 = RPM正常か確認(可変速・定速)。
処置: フィルター交換・洗浄(3カ月周期)。室内コイル = コイルクリーナー噴霧後吸引。室外コイル = 柔らかいブラシで葉・粉塵除去+アルミフィン変形時はフィンコームで整列。送風機RPM異常時 = モーター・羽根点検(別ケース)。
ステップ2 — 冷媒側点検(過熱度・過冷却度・圧力・漏れ)
点検: 過熱度高+過冷却度低 = 不足 = 漏れ疑い → 漏れ検出器で追跡。過熱度低+過冷却度高 = 過充電。吸入低+吐出正常 = TXV/EEV詰まりまたは液管制限。吸入・吐出ともに高 = 非凝縮ガス(空気・水分)混入。
処置: 不足 = 漏れ箇所追跡 → 修理 → 真空 → 重量再充填(別ケース参照)。過充電 = 回収機で一部回収。TXV/EEV詰まり = 分解清掃または交換。非凝縮ガス = 全回収 → 真空 → 重量再充填。
現場のコツ
冷房不足 = 単一原因より複合原因が多い。空気側 → 冷媒側の順で診断推奨。むやみに冷媒追加禁止(漏れ未修理+過充電=圧縮機損傷)。室内・室外温度+風量+圧力+過熱・過冷却の5種データ全て記録。
565件すべてR-Proでオフライン利用可。62ブランドのエラーコード、冷媒108種のP-Tデータも。
R-Proを開く →