ボールバルブ内部PTFEシート摩耗——部分漏れ
考えられる原因
繰り返し開閉によるPTFEシート摩耗
点検: 石鹸水でバルブ本体およびステム周辺の気泡確認;系統隔離後にバルブ前後の圧力ウェッジテスト(差圧保持不能で内部漏れ確定)
処置: ボールバルブ分解→PTFEシートリング摩耗深さ確認(>0.3mmで交換)→ボール表面の鏡面光沢がないまたは目視スクラッチあればボール+シートを同時交換→冷凍系統仕様専用バルブ使用(水道用禁止)→組立後のステムナットトルク20〜25 N·m
中間位置使用によるエロージョン加速
点検: バルブハンドル位置確認—中間位置の長期使用でPTFEエロージョン集中損傷;ボール表面摩耗は半円形(片側のみ)の損傷パターンで確認
処置: ボールバルブは必ず全開または全閉のみで使用;流量調節が必要な場合はグローブバルブに交換;冬季凍結懸念のある系統は断熱を強化
現場のコツ
ボールバルブは中間位置に絶対にしないこと。現場で流量調節用に使ってシートを磨耗させる事例が多い。流量調節はグローブバルブを使用すること。
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