R410A→R32レトロフィット後の圧縮機焼損
考えられる原因
R32の運転高圧はR410A比約1.2〜1.3倍(吐出圧最大3.8 MPa到達)
点検: 計測器・目視で異常確認
処置: R32用に再設計・認証された圧縮機に交換(MWP ≥ 4.2 MPa確認)
R32吐出温度はR410A比15〜25°C高く形成(110°C超過の可能性あり)
点検: 計測器・目視で異常確認
処置: 冷凍機油をR32専用POEオイルに交換(粘度VG68以上推奨)
R410A設計の圧縮機にR32を充填
点検: —耐圧設計限界を超過
処置: 冷媒充填量をR32基準で再計算——通常R410A質量比70〜75%
R410A用POEオイルをそのまま使用
点検: —R32との粘度不一致
処置: 吐出温度をモニタリング:通常運転中95°C超過で即運転停止
冷媒充填量をR410A基準でそのまま投入
点検: —過充填状態
処置: 高圧安全弁・HPスイッチの設定値をR32最大運転圧力基準に再調整
現場のコツ
R32(GWP 675)はR410A(GWP 2088)と圧力-温度特性が異なる。既存R410A機器に直接充填禁止——必ずR32認証部品への交換後に作業。
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