ドレン詰まり — 凝縮水溢れ・室内機漏水
考えられる原因
ドレンラインのスライム・藻・埃堆積 — 最頻原因
点検: ドレン出口から水流れなければ詰まり。室内機ドレンパンを覗く — 水が満ちて色が黒く粘ればスライム。外部ドレン端を指で触って粘液質確認。部分詰まりは1~2時間運転後に溢れる。
処置: 1) 湿乾両用掃除機でドレン端から強力吸引 — スライム丸ごと吸い出される。2) 効果不足なら圧縮空気で逆方向(ドレンパン側から)噴射。3) ドレンクリーニング錠剤(中性化学薬品)定期投入。4) 年1回清掃スケジュール — 飲食店・高湿度環境は6ヶ月。
外部ドレン出口の塞がり・凍結・昆虫の巣
点検: 外部ドレン端を視覚・触覚点検 — 蜘蛛の巣、スズメバチの巣、動物の死骸等。冬期外気0°C以下なら凍結可能。出口が土に埋まったり鉢の中なら自然詰まり。
処置: 1) 詰まり除去後ドレン出口保護 — 防虫網取付、出口を土・鉢より上に。2) 凍結防止:ドレンラインを断熱材で覆う、寒冷地は電気トレーシングケーブル追加。3) ドレン端は室内機位置より最低30cm低く — 自然排水流れ保証。4) 定期点検時にドレン出口も併せて。
P-トラップ(P-Trap)欠如または詰まり — 負圧で排水不可
点検: DXシステム(直接膨張)蒸発器でブロワー作動時に吸入側負圧がドレンを逆吸引 — P-トラップ必須。運転中排水なく停止時に急に流れ出ればP-トラップ欠如。P-トラップ自体が詰まれば流れ停止。
処置: 1) P-トラップ未設置時は設置 — トラップ深さ=ブロワー静圧の1.5倍以上(通常5~10cm)。2) 詰まったトラップは分解清掃。3) 一部トラップに清掃用栓(Cleanout Plug)あり。4) 無トラップシステムには自動トラップ(Auto-trap)市販 — 負圧時に自動遮断。
ドレン詰まりは最頻サービスコール原因1位。スライム90%、外部塞がり・凍結・P-トラップ欠如が残り。湿乾掃除機+圧縮空気+清掃錠剤の3点が標準工具。
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