開放型圧縮機 ベルト張力不適正 — スリップまたはベアリング過負荷
考えられる原因
ベルト張力不足 — スリップで圧縮機回転数低下、高周波摩擦音発生
点検: スパン中央で指圧10Nでたわみ確認——正常:スパン長(mm)÷100 mm。スパン1,000mmのたわみ10mm(許容8〜12mm)。ベルト表面の亀裂・グレージング目視確認
処置: モーターベーススライドで張力調整後ロックボルト再締め → 亀裂・グレージング発見時は全量交換(多列Vベルトは必ずセット交換)。プーリー芯出し:2m間距離で側面偏差2mm以内
ベルト張力過大 — シャフト・ベアリングへのラジアル過負荷
点検: 張力過大時はベアリング温度上昇(触れないほど熱い、70°C以上)。たわみが基準(8mm)より少ない
処置: モーター位置調整でたわみを正常範囲(8〜12mm)に復元 → ベアリング温度が正常になるまで10〜15分モニタリング
現場のコツ
たわみ公式:スパン(mm)÷100=目標たわみ(mm)。テンションゲージなしで現場計算可能。多列Vベルトは必ずセット交換——1本だけの交換は張力不均一で早期再破損。
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