R-Pro現場事例エアコン

室外機PCB水分侵入による短絡 — 雨水浸入・防水カバー損傷

考えられる原因

防水トップカバーの亀裂・脱落によりPCBに直接雨水が落下

点検: 室外機上部パネルを目視確認 — 亀裂・ゆがみ・脱落部位を点検。PCB表面の焦げ痕(茶/黒パターン)、緑青(緑色)、水分痕を確認

処置: PCB通電前に乾燥処理 — エアガンまたは乾燥機60°C 30分。焦げ痕あれば交換判断 → 防水カバーをシリコンで補修または新品交換(IP44以上確認)→ 配線引込口を中性シリコンで再シール、硬化24時間待機

ドレンホール詰まり → 内部ドレン水滞留 → PCB下部浸水

点検: 室外機底部のドレンホール4箇所の位置確認 — 異物(ほこり・落ち葉・クモの巣)による詰まり点検。室外機内部底面への水分滞留確認

処置: ドレンホール清掃 — 異物除去後、高圧エアで貫通確認 → PCB交換後にコンフォーマルコーティングスプレー(防湿コーティング)追加塗布で再発防止

配線引き込み口のシール材硬化・脱落 → 毛細管現象で水分浸入

点検: 配線・配管引き込み口のシリコン状態確認 — 亀裂・収縮・脱落確認。指で押して硬ければ交換が必要

処置: 既存シール材を完全除去 → 中性シリコン(非酸性タイプ、電気用)充填 → 硬化24時間後に通電

現場のコツ

濡れたPCBには絶対通電しない——正常な部品まで二次焼損する。乾燥確認後に通電が原則。

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