スクロール内部液バック — チップ破損・渦巻き割れ
考えられる原因
TXV/EEV過熱度3°C未満 — 液冷媒が吸入管に流入し圧縮室を直接衝撃
点検: 起動直後:金属ハンマー音+電流が定格150〜200%に急騰後、即時過負荷トリップ。過熱度実測——5°C以上確保が正常
処置: TXVネジ締めで過熱度5〜8°C確保(EEVはコントローラーで目標SH入力)→ SOP確立:ファン先行起動・3分待機後圧縮機起動 → 圧縮機分解:チップ破損・亀裂確認——損傷があればスクロールアッセンブリー全体交換
チップ破損後の金属破片が全冷媒回路を汚染
点検: オイルサンプル採取:金属破片の目視確認+磁石テスト。フィルタードライヤー交換時にスクリーンの汚れ・詰まりを確認
処置: 全系統フラッシング(冷媒全量回収 → フラッシング剤循環 → 再回収)→ フィルタードライヤー全交換 → 圧縮機交換 → 再充填前に500μm以下の真空確認
現場のコツ
起動時ノッキング音+即トリップ=液バック確定。金属破片が系統を循環するとEEV・膨張弁・ソレノイドが二次損傷。再起動前オイルサンプリング必須。
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