冷凍倉庫床面ヒーターケーブル断線 → 床凍結隆起
考えられる原因
フォークリフト(3〜5 t)の繰り返し通過で被覆が割れ断線
点検: メガーでケーブル絶縁抵抗測定 — 1 MΩ未満ならその区域のケーブル損傷。サーモカメラで床スキャン:加熱ゾーン内の冷たいスポットが断線箇所
処置: TDRで断線箇所特定。交換は定格40〜60 W/mの埋設型を使用、接続部は熱収縮防水スリーブ処理。再発防止:フォークリフト通路にケーブルなしゾーン設定または鋼管保護管埋設
接続部の防水不良 — コネクタへの水分侵入で絶縫低下→地絡
点検: GFCIブレーカートリップ履歴確認。接続コネクター目視点検 — 結露・腐食痕跡
処置: 不良接続部を除去後、熱収縮防水スリーブで再処理。接続部は必ず二重防水処理
サーモスタット故障 — 設定温度(-5°C)到達後もヒーターが動作しない
点検: サーモスタット設定値確認。床センサーがケーブルの真上に設置されていないか確認(誤感知の可能性)。ヒーターに直結電源を印加して発熱確認(サーモスタットバイパステスト)
処置: サーモスタット交換。床センサーをケーブルとケーブルの中間地点に移設。通電後、凍結深さ10 cmにつき約24時間の加熱で完全解凍
現場のコツ
TDRがなければサーモカメラで床撮影 — 加熱ゾーン内の冷たいスポットが断線箇所。床面凍結隆起発見即時フォークリフト運行停止 — 隆起床にフォークリフト進入でケーブル追加損傷・転倒リスク。
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