R-Pro現場事例冷凍・超低温

ウォークイン蒸発器の着霜・デフロスト不良

考えられる原因

デフロストヒーター断線または溶断

点検: タイマーを手動でデフロスト周期に進める — ヒーター発熱なければ断線。オームメーターでヒーター端子抵抗測定(無限大=断線)

処置: 1) まず熱風機(3 kW)またはスチームガンで30〜60分強制解凍(内容物損失防止優先)。2) ヒーター交換(同一仕様、200 W/m以上の容量確認)。3) デフロスト後ドレンライン排水確認

デフロスト温度ヒューズ(Defrost Thermostat)不良

点検: ヒューズ動作温度確認(通常45〜60°C)。常温で導通テスト(導通=正常、断線=不良)。デフロスト温度基準以下でトリップしていれば早期不良

処置: 同一動作温度規格のヒューズに交換。交換後、デフロストサイクルが正常完了するか確認(ヒーターON→ヒューズ遮断→冷却再開)

デフロストタイマー故障 — デフロスト未開始または過剰

点検: タイマー設定値確認 — 冷凍倉庫デフロスト間隔は通常6〜8時間に1回。手動前進でデフロストサイクル開始確認

処置: タイマー設定値を再調整。機械式タイマー故障時は電子式デマンドデフロスト制御ボードに交換 — 実際の着霜状態に基づくデフロストで省エネ・内容物保護

ドレン管凍結 — ドレンラインヒーター不良

点検: ドレンパンに水溜まりまたは氷塊確認。ドレンヒーター抵抗測定 — 無限大なら断線

処置: ドレンヒーターの導通・発熱確認、不良時交換。ドレン管断熱材の再施工。冷凍倉庫のドレン管は必ずヒーター加熱+断熱材処理が必要

ドア開閉過多 — 過剰な湿気侵入で着霜加速

点検: ドア開閉頻度・時間確認。エアカーテンまたはストリップカーテン設置確認

処置: エアカーテンまたはストリップカーテン設置で外気侵入最小化。作業中は断熱シート使用。ドア開閉パターンに合わせデフロスト周期を再調整

現場のコツ

冷凍倉庫のドレン管は必ずドレンヒーター(加熱)+断熱材(断熱)の二重処理が必要。着霜発見時にファンだけ回して自然解凍は絶対禁止 — 内容物が全滅する。必ず熱風機(3 kW)またはスチームガンで30〜60分以内に強制解凍してから原因修理。

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